ガイアモール工法は地下水位低下工法※による官民境界を越えた道路・宅地一体型の液状化対策であり、都市防災推進事業(市街地液状化対策事業)要件を満たす工法です。

 

従来は地中へ垂直に集排水管を設置する方式(井戸方式による地下水位低下工法)や対象地盤を開削してから集排水管を埋設する方式(開削工法)でありました。

ガイアモール工法では推進工法により耐圧性及び集水能力に優れた本工法専用の集排水管(立体網目状集排水管)を埋設するため従来工法と比較して以下の特徴があります。

平成27年度 地盤工学会 関東支部 技術賞受賞

※地下水位低下工法とは

液状化対象地盤に地下水を集水する暗渠集排水管により地下水位を下げ、非液状化層とすることにより液状化の被害を抑制する工法。

この工法は地下水位低下工法(推進工法)として、国土交通省都市局の市街地液状化対策推進ガイダンス(2016.3.14改訂) に策定されています。

特許第6549911号

 

開削面積(立坑設置場所)が最小限となり、工事に伴う振動・騒音を大幅に低減することができます。

また歩行者通路が確保でき、夜間は通行止め解除が可能なため生活環境への影響が最小限に抑えられ、市街地での施工も可能となります。

 

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集排水管内部から洗浄が可能なため、従来の有孔管に比べて維持管理コストが大幅に低減できます。

ガイアモール工法での掘削箇所は立坑に限られます。近隣の地下埋設物の切り廻しなどの付帯工事や天候による工事遅延が少ないため、工期短縮に貢献できます。

※立坑は鋼製ケーシング立坑(発進側 2000~2500φ、到達側 1500~2500φ)が標準設計となります。

※推進距離及び対象地盤に適応した推進機械の選択が可能です。(最大施工長さ:100m/1スパン)

平成28年9月

千葉市の市街地液状化対策事業にガイアモール工法が採用されました。詳細

名称

事務局所在地

熊本連絡事務所

札幌連絡事務所

会員一覧(五十音順)

ガイアモール工法協会

東京都足立区西新井6-27-16 エンドウ・エコレイズ㈱内

熊本県熊本市中央区平成3-4-8 九州中川ヒューム管工業㈱熊本営業所内

北海道札幌市清田区里塚2条6丁目5-7 ㈱カナモト札幌南営業所内

【正会員】
エンドウ・エコレイズ株式会社
株式会社環境興産
タカシナ工業株式会社
株式会社データ・トゥ
株式会社東特
南野建設株式会社
株式会社ホウショウEG
メインマーク・アクアテック株式会社
中川ヒューム管工業株式会社
九州中川ヒューム管工業株式会社

 

【準会員】
株式会社KGフローテクノ